5月15日月曜日。約束の時間よりも早く着いたからと正面玄関前で待っていた3名の中学生さんたちは、出勤してきた社員に促されて社内に入りました。

この日から3日間、当社での就業体験が始まりました。

まずは社内での挨拶と営業(?)体験を兼ねての名刺交換。

社員との名刺交換

3人の生徒さんたちはそれぞれ自分の良いところを「明るさ」、「真面目さ」、「負けず嫌い」と自己評価されていましたので、その良さをどう表現するかのミニミニ研修も受けていました。

社内での挨拶が終われば早速設計図面の作成です。お客様と当社をつなぐ非常に大事なプロセスの一つを設計社員の説明を受けながら取り組みました。

設計図面を描く。

途中で説明役の社員が離席しても私語も交わさず黙々と。この姿勢には社員たちも感心していました。

5月16日火曜日トライやるウィークの二日目。この日は前日に描いた図面をもとに模型を作ります。「お客様に立体的なイメージを持っていただき、より具体的に家づくりをしていただくための大切なもの」という簡単な説明を受けて取り掛かります。

二日目は初日とは別の設計社員が説明役を務めました。

住宅模型を作る。

次第に出来上がる模型

カッターナイフを使うので、安全管理の説明も受けていました。「仕事中に怪我をしてはダメ」と。

完成した模型

午前9時過ぎから始めて、昼休みを挟み、午後3時には完成。持ち帰り用の箱も自ら作成していました。

生徒さんたちの関心の深さと集中力に驚きながら、最終日5月19日金曜日を迎えました。

建物を実測する。

最終日は、図面や模型を通して頭の中でイメージしていた建物の本物を利用した体験です。

実は当社のサンヒルズ宝塚川面山手分譲地内に建築したモデルハウスをもとに設計図面を描いたり模型を作ったりしていました。今日は初めて実物を見ます。

(出発前は、道路交通法の簡単な説明を聞き、道中の安全を確認しました。)

建物内部ではキッチンの高さを計ったり、窓の数を数えたり、窓の幅を計ったり、コンセントやスイッチの場所や数を数えたり。数字化して体感しました。

それから、当社の大事なサービスの一つである点検の練習もしました。

実際の点検表を利用して、どういうところを見るのか確認して。

手摺をチェックする。

階段をチェックする。

クロスや建具の枠をチェックする。

午前中で現場体験を終え、午後は撮った写真をまとめる作業をしました。社員が利用しているパソコンを使って、写真の補正や並べ方、文字の入れ方などを教わりながら、一人ひとりが自分の考えたレイアウトをもとに記録を作りました。「仕事する前は『計画』が大事」と言われていました。

あっという間に3日間が終わりました。

10年ほど前に「全国高等学校入試問題正解 国語」の評論文問題を全問読んだことがあります。(当時のヒマに任せてです。)各問題に引用書籍が記されていましたが、それを見て(恥ずかしながら)驚きました。引用書籍の約3分の1が筆者が当時「この何年間かで読んだ本」でした。以来、改めて「子供といっても侮れない」と思っていますが、今回もそれを実感しました。

このたび機会があって当社に来られた生徒さんたちもこれから学校の先生方をはじめとする様々な人たちの影響を受けて成長されると思います。未来の彼らに大きく期待しています。

この3日間ありがとうございました。

追記:

少年よ大志を抱け。

①Boys be ambitious.  ②Boys, be ambitious.

①の場合は、少年は大志を抱くものだ、という意味になるそうです。