10月14日頃から別館に足場の設置が始まりました。

足場が上がる。

 

 

 

 

 

 

職人さんたちの手際の良さで、わずか5日ほどで建物全体を囲むように足場が組まれました。
まず足場を組んで、解体工事の養生が行われます。

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1枚が畳一畳ほどの大きさのパネルを一枚一枚隙間がないように合わせていきます。
この養生パネルの取り付けが終わったのが10月24日でした。

後から振り返ると足場を組み始めてから10日間ほどで解体工事の準備が整いました。

もっとも、「後から振り返ると」などと言うのは事務方の人間であって、この現場の担当者はあらかじめ計画立てして作業や工事の日程を決めています。それに基づいて協力会社の方々に仕事の依頼をし、予定通りに工事が進むように段取りを組みます。

ここまでは大きな天候の崩れもなく順調に工事が進みました。もちろん、無事故です。

上の写真のように養生パネルは建物全てを覆うわけではありません。そのわけは・・・・・・、

建物の解体工事が始まりました。

建物の解体工事が始まりました。

 

 

 

 

 

 

ご覧の通りです。

重機でガツンと建物を壊すための入口を開けておきます。ここからも速い展開で工事が進みます。

解体工事を「ガ-ンといってグシャとやって」と簡単な擬音で表現することがあります。

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こんな写真を見ると「ガ-ン」とか「グシャ」という音も浮かんできそうです。

でも、現場の職人さん、重機のオペレーターさんはそんな簡単な感じで仕事をされていません。荒っぽいように見える現場で繊細な神経で作業をされています。

重機で建物の壁を壊していきますが、当然敷地外へ飛ばすわけにはいきません。敷地内、手前に落とします。手前には操作している重機があります。そこに落とすわけにもいきません。現場で作業を見させていただくと、大きな重機を繊細に扱われている感情が伝わってきます。ほんとうに頭が下がります。

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上の写真は10月30日に写されたものです。ん?塔屋がない?と撮影者は違和感を感じたそうです。

そうです。塔屋がありません。

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一月前にはあった塔屋も解体されました。

この一か月の間、解体工事を見守っていた社員の間には寂しさやもの悲しさが共有されたようです。それは単に自分たちが業務を行っていた建物がなくなっていくという寂しさだけでなく、建築の仕事に携わる者として建物そのものに感じる愛着から生じたものだと思います。

次の段階に進むためのプロセスとはいえ、少し悲しげな気分になった10月でした。